50代になると運動不足や新陳代謝が低下することで、血行が悪くなりがちです。肌のくすみやむくみが出ては、美容もパッとしません。冬になれば気温も下がり、冷えにより肌も体もガチガチになります。
でも、寒いからとじっとしたままでいると、太りやすくなり全身がくすむ一方です。そこで、ここでアドバイスしたいのが美容に特化した温活のすすめです。美容維持に適切な体温を保つことで、イキイキとした美肌やボディを維持することができます。
まずは、温活で血行促進をして、実感できる美容効果をチェックしましょう。そして、スキンケア、ツボマッサージ、食品、生活習慣の4つの美容に特化した温活方法を実行して、マイナス10歳を目指しましょう。
なぜ温活が美容に必要なのか
温活とは、冷えがちな50代の女性の体を適温に保ちながら、美容や健康を維持することです。また、体を保温することで、女性ホルモンの分泌低下を抑えることもできます。
温活は、毎日の日常生活で簡単にできることが多いです。ここでは、温活によって血行促進しながら、期待できる美容効果に焦点をあててみましょう。
肌がマイナス10歳若返る
温活をすると血行が良くなり、栄養が肌に運ばれやすくなります。新陳代謝がアップして肌をマイナス10歳若返らせることができます。ターンオーバーも促進されて、肌のハリや潤いを高めます。血色も良くなり、クマや顔全体のくすみも軽減できます。
また、肌を柔らかく維持できるので、美容コスメの成分も浸透しやすくなります。肌のキメが揃い、透明感がますますアップします。
太りにくくなる
50代では、筋肉量も減っていくことで、摂取カロリーが体内に溜まりやすくなります。エネルギー生産も少なくなり、血流が悪くなりがちです。そこで温活で血行を良くして、エネルギー変換を促進しましょう。結果として、太りにくい体質になり、余分な脂肪の蓄積を防止することができます。小見出し:むくみがなくなる
温活をすると、全身がデトックスされ、余分な水分や脂肪などの老廃物を排出できます。下半身や顔のむくみがすっきりとれてマイナス10歳の美容が期待できます。
美容に特化した温活のすすめ①マイナス10歳になるスキンケア
毎日スキンケアをしても老けが出やすい50代では、温活は欠かせない美容法となります。肌が冷たくなったままだと、美容成分の浸透も悪くなり、美容コスメの効果を発揮させることができません。また、くすみも重なっては、表情も暗くしてしまうので、温活でみずみずしい美肌に整えましょう。
温感美容コスメで肌の血行を促進
洗顔の前に肌を温める必要がない温感クレンジングや洗顔料なら、スピーディーな温活スキンケアができます。マッサージをしながら洗顔すればさらに血行が良くなり、マイナス10歳の肌効果が高まります。
また、スペシャルスキンケアとして、週に数回の温感パックでさらに効果アップするのもおすすめです。
温感パックは、さらに肌の血行をジワジワと促進することができます。肌に栄養素を届けたり、デトックスも効率よくしてくれます。温感パックはそのまま直に肌に塗るものや、小顔効果も期待できるフェイスマスクを使用したものなどがあります。
洗顔料もパックにも美容に特化したスパイスや成分などが配合されており、毎日手軽にできる温活法としておすすめです。
RF(ラジオ波)美顔器で血行促進
高周波により発生する熱により、肌をジワジワと温めて血行促進をします。さらに、コラーゲンの生成を促進するため、肌にハリを与えることができます。肌のターンオーバーが促進され、マイナス10歳の肌に導きます。
美容に特化した温活のすすめ②マイナス10歳になるおすすめのツボマッサージ
美容に特化したツボマッサージで温活をしましょう。セルフマッサージでも、簡単に血行促進をすることができます。冷えやすい50代の体をポカポカに温めて、全身の美容をサポートします。ここでは、顔と足の血行促進におすすめのツボマッサージをピックアップしました。
顔のマッサージ:四白(しはく)
四白は、黒目の中心下、目の骨から1cm下にあります。顔全体の血行促進をして、くすみやシワなど、トータルな美肌維持に作用します。
- 両人差し指で上向きにツボを押します
- そのまま5秒間押さえたまま、ゆっくりと指を離します
- 5回繰り返します
足のツボマッサージ:三陰交(さんいんこう)
三陰交は、足首から8cm上、内側のスネの後ろにあります。冷えを改善して、肌のくすみやむくみを改善します。
- 息を吐きながら両親指でツボを10秒間かけてゆっくりと押します
- 息を吸いながらゆっくりと親指を離します
- 反対側の足も同様に行います
- 3回繰り返します
足のツボマッサージ:太衝(たいしょう)
太衝は、美脚におすすめのツボです。むくみを改善しながら、スレンダーな脚にしてくれます。ツボの位置は、足首に向かって親指と人差し指が交わる足の甲の部分にあります。
- 息を吐きながら親指で揉みほぐすように押します
- 息を吸いながら離します
美容に特化した温活のすすめ③マイナス10歳になるおすすめの食品
毎日の食事に、血行促進をする食べ物や飲み物をプラスして温活をしましょう。食事ならより簡単にマイナス10歳肌が実感できます。
ショウガ
ショウガに含まれるジンゲロールは、全身の血行促進をしてくれるショウガオールの元の成分です。ショウガを乾燥させると一気にショウガオールの量が増して、より良い血行促進におすすめとされています。
スライスするとジンゲロールを新鮮に維持できるので、自宅で乾燥スライスジンジャーを作るのもおすすめです。ティーやホットミルクにさっと入れるだけで、たちまち美容に特化した温活ドリンクになります。
ネギ類
長ネギや玉ネギなど、香辛料のようにピリ辛な味のある食品も血行促進におすすめです。いずれも調味料にしたり、煮物など、様々なレシピに使用できるので、工夫しながら食べましょう。
美容に特化した温活のすすめ④マイナス10歳になるおすすめの生活習慣
毎日の生活習慣の中でも、温活スタイルにすることができます。ここでの美容に特化した温活のすすめは、運動や入浴です。血流を増やしたり、体の深部をじっくり温めることができます。
有酸素運動で血行促進
有酸素運動をすると血流が増えて、手足にまで血液をしっかり届けることができます。筋肉量がアップして太りにくい体になり、ダイエットにも欠かせない運動になります。50代では、動くよりもリラックスしたい年代ですが、マイナス10歳の目標のためにぜひ腰をあげましょう。おすすめの有酸素運動はこちらです。
- ウォーキング
- バドミントン
- ストレッチ
- ヨガ
- ランニング
半身浴で温活!
体をジワジワと深部から温めるには半身浴がおすすめです。血行促進のほかにデトックスをしながら、様々な美容をサポートします。
- 胸の下あたりまで38〜40度の水のお湯を張ります
- 半身浴の30分前にコップ1杯水分補給をします
- 半身浴中に飲む500mlのペットボトルを持ってバスルームに入ります
- 掛け湯をします
- 途中、水分補給をしながら20〜30分浸かります
温活で内側から血行促進をしてマイナス10歳!
冷えやすい現代の女性は、新陳代謝も落ちやすく、美容に大きな影響を与えます。肌がくすんだり太ったりすると、物質的な方法でカバーしがちです。しかし、血行を良くしない限り、根本的な改善に繋がりません。美容に特化した温活のすすめを実行して、美しい50代を過ごしましょう。