女性を老けた印象に変えてしまう顔の「たるみ」。
鏡をみたとき、目元や口元、頬のたるみが気になったことはありませんか?
ここでは、そんな顔のたるみを改善するための美容法を紹介していきます。
たるみケアで「脱・ブルドッグ顔」を目指しましょう!

顔のたるみの主な原因
たるみ改善のまえに、まずはその原因を知っておくことが大切。
顔のたるみを引き起こす主な原因として次のようなことが考えられます。
コラーゲンの減少
年齢を重ねると共に、皮膚を構成しているコラーゲンや水分の量はどんどん減少していきます。
ハリや弾力を失った肌は、そのまま重みに耐えきれず垂れ下がってしまうのです。
50~60代はとくに、その影響が顔のたるみとして現われやすい時期かもしれません。
紫外線ダメージの蓄積
紫外線によるダメージも、実はたるみに大きく影響している要因の一つ。
紫外線は、コラーゲンの生成や肌奥の水分量を保つ機能を低下させてしまいます。
また、たるみの他にもシミやしわなどのエイジングサインを引き起こす原因につながります。
顔の筋肉の衰え
顔の皮膚は、表情筋という顔の筋肉によって支えられています。
しかし、この筋肉が衰えると、皮膚を支えることができずに垂れ下がってしまうのです。
表情筋も加齢と共に衰えるので、たるみを予防・改善するためには意識的に鍛える必要があります。
乱れた生活習慣
睡眠不足や乱れた食事、ストレスなども肌の衰えを加速させる原因に。
生活が乱れることによって肌の健康にもマイナスの影響が出てしまうことは言うまでもありません。
また、姿勢の悪さや長時間デスクワークをしているなどの習慣も、身体がバランスを失うことによってたるみを起こす可能性が考えられます。
たるみ改善のためのセルフ美容ケア
では、この厄介な顔の「たるみ」を改善するためには、どのような美容ケアをしていけばよいのでしょう?
はじめに、自宅でできる簡単なセルフケアを具体的にご紹介していきます。
ハリ・保水を意識したスキンケア
毎日のスキンケアは、たるみ改善に欠かせません。
とくに、肌にハリや弾力をもたらすコラーゲンなどの保湿成分を十分に補う必要があります。
たるみにアプローチするスキンケアのポイントとして、以下のような成分を配合した化粧品をとり入れることがおすすめです。
・コラーゲン(肌にハリを与える)
・ヒアルロン酸(肌にうるおいを与える)
・セラミド(肌奥で水分を蓄える)
・ビタミンC誘導体(肌の働きを促す)
この他にも、肌にハリや弾力を与える保湿成分はいくつかあります。
いま使っている基礎化粧品を見直し、たるみにアプローチできるスキンケアに切り替えましょう。
刺激を最小限に抑える
たるみを予防するためにも、今後のスキンケアで注意してほしいのが肌への刺激。
洗顔中、肌をゴシゴシ擦っていませんか?また、タオルで拭く際に強い力で拭いてしまっていませんか?
このような摩擦は、肌にとって想像以上に大きなダメージを与え、たるみを起こす原因にもなります。
「肌への優しさ」を第一に考えるよう心がけましましょう。
紫外線対策
肌の機能を低下させる紫外線への対策も必須です。
外出時に日焼け止めを塗るのは基本ですが、日中室内にいるときも紫外線が肌に降り注いでいることがあるので注意しましょう。
また、紫外線対策は日差しが強い夏だけでよいというものではありません。
暑さが弱まる秋や冬でも、少なからず紫外線が存在します。
徹底的に美容ケアをしたい方は、一年を通して紫外線対策を心がけることをおすすめします。
簡単にすぐできる表情筋トレーニング
顔の筋肉を鍛えることも、たるみを改善する大切なケアです。
トレーニングと聞くと面倒に感じますが、ここで紹介するのはいつどこでも簡単にできるものです。
家事をしながら、またはTVを観ながら、毎日少しずつ表情筋を鍛え上げていきましょう!
・「あいうえお」体操
「あいうえお」を一文字ずつ発声し、頬のたるみやほうれい線にアプローチするトレーニングです。
大袈裟なくらいに口を大きく動かし、以下のポイントに注意して行いましょう。
① 「あ」:口を目一杯大きく開く
② 「い」:頬が横に目一杯大きく伸ばす
③ 「う」:唇に力を集中する
④ 「え」:えくぼをつくるイメージで行う
⑤ 「お」:口を縦に大きく開く
⑥ 3セット繰り返す
・キョロキョロ目元トレーニング
眼球を動かして目の周辺にある筋肉を鍛え、目元のたるみにアプローチするトレーニングです。
こちらも大袈裟に眼球を動かす意識をもって行うことがポイントです。
① 時間をかけて目線を時計回りに回転させる(上→左→下→右→上)
② 今度は反時計回りにゆっくり回転させる(上→右→下→左→上)
③ 目を10秒間閉じてリラックス
④ 3セット繰り返す
トレーニングは継続することが重要です。
少しの時間でできるので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。
ブルドッグ顔につながる気をつけたい生活習慣
たるみを改善するためのケアをとり入れると同時に、しっかり見直したいのが生活習慣。
無意識にやってしまうことが多いので、美容のためにも意識して改善しましょう。
睡眠不足
肌の生まれ変わりに必要な成長ホルモン。
最も分泌が多くなる時間帯は夜22時~2時のいわゆる「ゴールデンタイム」と言われています。
しかし、この時間にしっかり睡眠をとっていないと成長ホルモンは分泌されず、肌の働きも正常に行われません。
顔のたるみを改善するためには、まず生活リズムを整えることから始めましょう。
姿勢が悪い
足を組むことが多かったり、背筋が曲がっていたりと、身体のバランスが歪んでしまっていませんか?
姿勢が乱れた状態は、「たるみ」を引き起こす大きな原因になります。
はじめは大変ですが、できる限り気を抜かず美しい姿勢を保つクセをつけましょう。
そうすることで、たるみだけでなくボディラインも若々しく改善されていきますよ!
食事で噛む回数が少ない
食事で「噛む」ことは、顔の筋肉を鍛えるためにも必要不可欠なこと。
しかし、柔らかく食べやすい食事ばかり食べていると、表情筋は必然的に衰えていきます。
日常的によく噛んで食べることを心がけ、食事にはあえて噛むことが必要になる固い食べ物をとり入れる機会もつくりましょう。
一人の時間が多い
その名のとおり、表情筋は表情を動かす機会が少ないと使う機会が減ってしまいます。
とくに、一人でいる時間が長い方や、TVやスマートフォンを見ていることが多いと、その表情はどんどん硬くなってしまうのです。
美しい顔を維持するなら、人と話す機会や接する場を意識的につくることが大事。
家族や友人、ご近所の人とはもちろん、ショッピングに出掛けてみることも表情筋を動かすことにつながりますよ!
たるみ改善で気持ちも上向きに

老けてみえるだけでなく、不幸な印象を与えてしまうたるんだブルドッグ顔。
いつまでも明るくイキイキとした美しい女性であるためにも、「たるみ」改善の美容ケアにチャレンジしてみましょう!
意識を変えるだけで、きっと気持ちまで明るく過ごせるようになるはずです。
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