10代や20代のお肌と50代、60代のお肌では必要となる成分やケアの仕方は違ってきます。
若い時は不必要だった成分が必要になったり、その逆のこともあります。

そこでここでは50代からのお肌を美しく保つために重要なポイントである「汚れを落とす」「保水と保湿」について紹介していきたいと思います。

汚れが落ちていないのにどのような化粧水やクリームを使っても効果は半減する

化粧水を使用する女性

最近ではお肌に良いとされる化粧品やクリームが数多く販売されています。

もちろんそれらは高い効果があるものが多いのですが、まずはお肌の汚れをしっかりと落とすことが重要になるのです。

基本は朝の洗顔から

女性の朝は忙しいものです。
時間がない、洗顔に時間をかけていられないということで水だけで手短に洗顔をしていることがあるかもしれません。

しかし、水だけで洗顔しても汚れは十分には落ちてくれないのです。
古い角質や余分な皮脂、汚れなどが残っている状態でその上からスキンケアをしても効果は半減してしまいます。

忙しい朝でも洗顔するときは洗顔ソープをしっかりと泡立ててから使用して顔をしっかりと洗いましょう。
このとき、十分に泡立てないまま液を顔に直接つけるのは避けましょう。

肌に必要以上の刺激を与えるほか、無理な摩擦で肌を痛めることがあります。
洗い流すときも泡が顔に残らないようにすすぎましょう。

ゴシゴシと顔をこすって洗い流すのではなく、ゆっくりと丁寧に流すのがコツです。
毎朝洗顔を行うだけでも効果は出てきます。

メイクを落とすときも人によって適した方法で!

メイクはするときも時間がかかるものですが、落とすときも時間をかけないといけないものです。
メイクを落とさずに寝てしまったり、適当に落としただけにしてしまうと肌荒れの原因になります。

特に油性成分の強いベースメイクをしている場合は、そのメイクの性質や濃さ、肌質などに合ったクレンジングを使う必要があります。

オイルタイプが洗浄力が高くてメイク落ちが良いということで使用する人がいるかもしれませんが、肌質によっては乾燥肌になる原因にもなります。

乾燥肌、敏感肌の人はミルクタイプやクリームタイプの方が肌への刺激が少ないためおすすめです。

面倒な時はシートタイプで一気に拭き取るということがあるでしょうが、メイクがしっかり落ちるということはそれだけ肌にも負担がかかるということです。

肌荒れが起きている人にはおすすめはできません。

保湿を正しく行うには保水と皮脂のバランスを考える

保湿イメージ

美しい肌を手に入れるために保湿が大事だということは有名です。
ただ、なぜ保湿が重要なのか、どのように保湿すれば良いのかを正しく理解していなければ十分な効果は得られません。
まずは10代、20代のときと何が違っているのかを知っていきましょう。

重要なのは保水力

なぜ50代、60代の肌は保湿がしにくいのかというと「保水力」が若い時よりも圧倒的に低下しているからです。
肌の角質層にあるセラミドなどの細胞間脂質が多いと保水量が高まって肌の水分量が向上します。

しかし50代になってくるとこのセラミドを作る力が低下してきます。

そのためにコラーゲンやヒアルロン酸を使って保湿をしようとして肌の表面をカバーしても、角質に十分な肌水分量がないために乾燥が止まらないのです。

10代や20代はほとんどケアをしなくても十分なセラミドがあるために自然と潤いのある肌を保っているのです。
ただしセラミドは基礎化粧品や医薬部外品で補うことができます。

肌の表面だけの保湿を考えるのではなく、角質の保水から考えることが重要なのです。

若い時と考え方が逆になるのが皮脂の分泌量

若いころは皮脂の分泌が非常に多いものです。
それがニキビや肌荒れの原因になることが多く、10代の女性が多く悩んでいます。

しかし40代を超えたあたりから皮脂の分泌量は急激に低下してきます。
皮脂は多すぎるといけないものですが、不足しているのもいけません。

肌の常在菌である善玉菌は皮脂を食べています。
この食事が不足してくると善玉菌は潤いをうみだす脂肪酸を作ることができなくなります。
結果的に肌の表面には潤いがなくなって肌荒れの原因となってくるのです。

50代の女性の顔が乾燥してカサカサになったり、かゆみが出てくることにつながっていると言えます。
これを防ぐために油分が強いオイル保湿などを行うのですが、これもバランスが重要です。

オイルは1滴から数滴で十分で、それ以上オイル保湿をすると今度は油分が過剰になって肌荒れの原因になります。
自分が使用している保湿化粧品にオイル成分が入っているかどうかで、さらにオイル保湿をするかどうかを判断しましょう。

化粧水や乳液、クリームなどを使って保湿を行うのはこの保水と皮脂のバランスを考えた後のことなのです。
何かが欠けていると効果が半減してしまうでしょう。

50代からのお肌を守っていくのに重要になるのは

スキンケアする女性

「汚れをしっかりと落とすこと」

「保水と皮脂のバランスを考えて保湿をすること」

の二つです。

これらを十分に行わないまま化粧品を使用しても望むような効果は得ることはできません。
まずは自分の肌の状態をチェックして、必要な対応をとっていきましょう。