鏡の中の自分、写真の中の自分を見るたび、「老けたなあ…」と悲しくなり、日に日にため息が増す今日この頃。
若かりし頃の「きれいな私」に着々と残念な変化を及ぼす「シミ」「しわ」「たるみ」「ざら肌」と戦う日々。
時間をかけて念入りにメイクで「しみ」を隠し、「昔はこんな感じだったなあ」と両手で顔の筋肉を引き上げては「しわ」や「たるみ」の現実を再確認。
昔はゆで卵みたいにツルツルだったお肌が、最近はざらついて、化粧ノリが悪くなったと失望…、そんな経験はありませんか?
いつまでもきれいでいたいと願う大人の女性が抱えるお悩み「お肌の老化4大トラブル」。それぞれのトラブルを引き起こす原因について探り、その対策をご紹介しましょう。

鏡を見て落ち込む女性

【悩み①シミ】シミの原因は「紫外線」

紫外線を浴びると、表皮の奥のメラノサイトで、メラニン色素が作られ、シミ(変色した細胞)となります。
皮膚は新しい細胞が生まれてから徐々に外側に押し出され、はがれ落ちるまで、約28日周期で、新陳代謝(ターンオーバー)します。
つまり、このサイクルが正常に、定期的に働けば、メラニン色素はできてしまっても、古い細胞としてはがれ落ちてゆきます。
ところが、加齢によるホルモンバランスの乱れが、肌が再生する新陳代謝のサイクルに遅れを引き起こし、本来はがれ落ちてほしい変色した細胞が皮膚に残留・沈着するため、シミとなります。

【悩み②しわ】しわの原因は「紫外線」「加齢」「表情」

紫外線

紫外線には、A波(全体の95%)と、B波(同5%)があります。
A波は雲や窓ガラスを通過するため、曇りでも室内でも、真皮層にまで届いてしまい、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成する「線維芽細胞」を傷つけます。
コラーゲンやエラスチンは肌のハリや弾力を整える働きがあるため、減少するとしわができやすくなります。

加齢

加齢による、コラーゲンの生成機能の低下、お肌の水分保持力・弾力性の低下。
残念なことに、加齢とともに、若々しい肌を保つための機能は徐々に低下していきます。

表情

笑ったり怒ったり、眉をひそめたりする表情の変化により、自然と「しわ」はできます。
若い肌は、弾力性もあり、みずみずしく潤っているため、表情じわは、すぐに消えますが、加齢により、乾燥し、弾力性が衰えると、消えにくくなります。
目じり、ほうれい線、眉間や額などの深いしわが、お肌の「老化」を感じさせてしまう大きな原因となります。

【悩み③たるみ】たるみの原因は「頭皮のコリ」「表情筋の衰え」「紫外線」「加齢」

頭皮のコリや表情筋の衰え

PCやスマホが原因の目の疲れやストレスなどから、頭皮(の下の筋肉)は知らず知らずのうちに、こっています。
頭皮がこると、目じりや頬のリフトアップ力が衰えるため、顔の筋肉のたるみを引き起こします。
顔の筋肉が下がった、いわゆる「重力に勝てない」たるみは、メイクで隠すことはできません。

紫外線・加齢

しわと同様、紫外線によるダメージや、加齢によるコラーゲンやエラスチンの生成機能の衰えにより、肌のハリが失われてしまいます。

【悩み④ざら肌】ざら肌の原因は「加齢」

加齢

新陳代謝(ターンオーバー)の乱れにより、本来28日周期ではがれ落ちるはずのざらざらした不要な肌の細胞が、残留してしまうため、新しい細胞に生まれ変わることができません。
加齢により、保湿力も低下し、乾燥しているため、ガサガサ、ゴワゴワした肌は、化粧ノリが悪くなってしまいます。

「シミ」「しわ」「たるみ」を防ぐには!日々のお手入れが肝心!

洗顔

ターンオーバーが乱れがちの50代のお肌は、日々、不要な油脂や汚れをきれいに洗浄しておかないと、くすみや毛穴の開きを引き起こします。
かといって、油分を落とし過ぎると、お肌の乾燥の原因となるため、保湿重視を考慮しながら、洗顔料を選びましょう。
ごしごし洗いも厳禁。洗顔料の洗浄力を活かしたやわらかな洗顔、タオルで押すように拭く、ソフトタッチの洗顔を心がけましょう。

保湿

「乾燥」もお肌の大敵です。残念ながら、加齢とともに、自身の水分保持機能が低下してしまうので、化粧品は保湿効果の高いものを選びましょう
アンチエイジングを意識するには、「化粧水」でたっぷり水分を補うだけではなく、水分を逃さず、キープするために乳液や美容液で油分を補給することも大切です。

美白ケア

「シミ」対策としては、厚生労働省が「美白」と表記することを認めた美白有効成分が含まれている化粧品を選ぶことをお勧めします。
美白有効成分とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果のあるもの、代表的なものといえば、アルブチン、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスなどです。
それぞれに効能が異なり、サプリメントも数多く販売されているので、専門家に相談してみましょう。

紫外線ブロック

「紫外線」は上記のすべての肌トラブルに影響し、日焼けだけでなく、お肌の再生を停滞させる大敵です。
紫外線には主に2種類あり、A波はコラーゲンやヒアルロン酸を生成する「線維芽細胞」を傷つけ、B波は日焼けにより赤く炎症を起こすなど、主に肌の表面に影響を及ぼします。
日焼け止めに書いてある「PA+++」や「SPF50」なとの文字を目にしたことはありますか?
「PA」はA波をブロックする指標で、「SPF」はB波をブロックする指標です。
生活のシーンに合わせて、強さを選ぶことが推奨されています。

【日常生活(室内での生活も含む)】…SPF15、PA+

【通勤・ウォーキングなど軽いスポーツで屋外に出る時】…SPF15~30、PA++

【炎天下にレジャーやマリンスポーツなどで長時間屋外に出る時】…SPF50、PA+++

この数値を参考に、シーンに適した日焼け止めを選び、A波もB波もブロックしましょう。

エクササイズ・マッサージ

たるみ予防に効果があるとされる「表情筋エクササイズ」や「トレーニング器具」、「リフトアップマッサージ」なども、数多く発表されています。
日々の生活に取り入れて、積極的なアンチエイジングに取り組みましょう。

まとめ

鏡を見て喜ぶ女性

もう一度、鏡の中の自分の「顔」をよく観察してみましょう。
10年前の自分と比べて、ため息ばかりつくより、10年後の自分を想像して、日々の努力を怠らないこと!「今」の努力が未来を変えます。
10年後に美しく素敵な笑顔で輝くために、日々の習慣としてアンチエイジングに取り組みましょう。