プルプルのバストを維持できるのは、女性ホルモンや筋肉だけでなく乳房の中にあるクーバー靭帯のおかげです。しかし誤った生活習慣や無理のある動作をすると、だんだんクーバー靭帯が弱くなってはバストが垂れてしまいます。
そもそもクーパー靭帯は一度ダメージを受けると、修復はできるのでしょうか?このままバストが垂れ下がってしまっては、女性らしさもダウンしてしまいます。
ここの記事では、クーパー靭帯の特徴や切れる原因、対処法、セルフチェック法などをお伝えします。また美しいバストをキープするための予防法も参考にしながらバストアップをキープしましょう。
クーバー靭帯の特徴

クーバー靭帯の位置や機能など特徴をまとめました。バストアップというと乳房を大きくする方法に注目しますが、ふくよかなバストはクーパー靭帯が大きく関与しています。
クーパー靭帯はどこにある?
バストを支えているクーパー靭帯は、バスト全体に網状に広がっています。クーパー靭帯は主にコラーゲンでできており、ほぼ脂肪であるバストアップを維持できるのは弾力のあるクーパー靭帯がのおかげです。
クーパー靭帯の役割
クーパー靭帯は柔らかい乳房の脂肪や乳腺を支えています。バストアップができるのは、まさにクーパー靭帯が健やかな状態で機能しているからです。年齢を重ねていくにつれ、女性ホルモンや大胸筋の低下してはバストが垂れやすくなりますが、同時にクーパー靭帯も弾力がなくなっていることも大きく影響しています。
デリケートな靭帯
バストを支えているクーパー靭帯は一見耐久性がありそうですが、実はデリケートな靭帯です。
弾力性があるだけに、無理に力を加えては切れる可能性も高まります。
ブラジャーをしているとバストがプッシュアップされクーパー靭帯への負担を抑えられそうですが、活動によっては通常のブラジャーでは不十分な場合があるので注意が必要です。
クーパー靭帯が切れてしまう原因

加齢とともにクーパー靭帯は弱くなりますが、何らかの原因でクーパー靭帯が切れてしまうことがあります。その原因をいくつかまとめました。
バストを揺さぶるスポーツ
ジョギングや頻繁なジャンプなどの運動は、クーパー靭帯に大きな負担をかけます。クーパー靭帯に無理に力がかかったり引きつられては、徐々に弱まってしまうでしょう。繰り返すうちに消耗が進み、しまいには切れてしまいます。
ノーブラで過ごす
ブラジャーを着用しない習慣がある場合も、常にバストの重さにクーパー靭帯が引っ張られては弾力が薄れ伸びきった状態になります。ノーブラで寝ると乳房の重さでクーパー靭帯が引っ張られるので切れやすくなります。仰向けに寝るときは、様々な方向にクーパー靭帯が伸びてしまうのでダメージを受けやすいです。
またノーブラで寝ていると、左右のバストのバランスが悪くなるので、バストの魅力を下げてしまいます。
加齢による衰え
クーパー靭帯は主にコラーゲンですが、加齢とともに弾力性が低下します。そのため若い頃はちょっとした衝撃に耐えることができても、年齢を重ねるごとに切れやすい状態です。日頃行なっているバストケアにもよりますが、不慣れな運動などを急に始めたりするとクーパー靭帯に大きな負担をかけてしまうでしょう。
特に40代以降は運動不足解消や血行促進のために運動をする方も多いので注意が必要です。
クーパー靭帯が切れたとき復活できる?対処法は?

もしクーパー靭帯が切れてしまったとき、元の状態に戻すことができるのかチェックしましょう。
切れたクーパー靭帯は復活できない
一度クーパー靭帯が切れてしまうと、元に戻す方法はありません。手術で元に戻すという噂もありますが、現実には不可能です。結果、クーパー靭帯が消失することで、バストが垂れてしまいます。
光豊胸でボリュームアップ
切れたクーパー靭帯を再び繋ぐことはできませんが、バストが小さくなったり垂れてしまうのを光豊胸で防ぐことができます。出力の弱い光の照射によりバストの血行促進をしてバストアップをサポートします。
加齢でクーパー靭帯が弱まったり、血行が悪くなりボリュームダウンしがちなときも、光豊胸なら一度に解決できるでしょう。
クーパー靭帯が切れているかセルフチェックする方法

バストの中を網羅しているクーパー靭帯は細い網状になっており、1本切れたとしても痛みを感じることはありません。痛みがないのは良いですが、それだけに症状を放っておきがちになります。進行させないためにも、セルフチェックでクーパー靭帯の症状を知ることが大切です。
乳房のラインを確かめる
バストの下部の丸い部分が、バランスよくお椀のようにふっくらしている状態であればクーパー靭帯が切れていない証拠です。バストアップがキープされているので、弾力も正常に維持されています。
乳首の向きが地面と平行になっているか
クーパー靭帯がダメージを受けていると乳首も下降気味になります。乳首の理想的な位置は、上腕の中間の高さですので、鏡を見て測ってみてください。
バストの上部の位置
わきの下の高さから、バストがボリュームアップしているかどうかチェックしましょう。しっかりふくらみがあるならクーパー靭帯が切れていることはまずありません。
クーパー靭帯の予防法

切れてしまったクーパー靭帯は再生できないことがわかりました。クーパー靭帯は繊細なため、ダメージを受けないように普段から適切な予防法を実行してください。
スポーツ専用のブラジャーを着用する
ブラジャーはバストを美しく整えてくれますが、カップの小さいブラジャーではクーパー靭帯を全体的に保護することができません。とりわけスポーツをするときは、バストをすっぽりホールドできるカップを使用してください。バストを360度支えてくれるので、激しい動きをしても安心です。
胸筋や背筋を鍛える
クーパー靭帯はバストの内側から支えていますが、外側からは大胸筋や小胸筋を土台としてバストアップをしています。そのため普段から胸筋を鍛えることでクーパー靭帯の負担を軽減することができるでしょう。
また、背中の筋肉である広背筋を鍛えることでもバストアップをサポートでき、クーバー靭帯を保護します。猫背になりがちな現代の生活では広背筋が衰えがちです。広背筋を鍛えることで肩が開きバストアップできるので、クーパー靭帯が伸びてしまうのを軽減できます。
胸筋や広背筋を鍛えるのは実に簡単です。休憩時間などを利用して毎日行いましょう。
*胸筋の鍛え方
- 両腕を肩幅より広めに開く
- 壁にもたれるように両腕を伸ばして両手を当てる
- そのまま足を合わせてゆっくり肘を屈伸する
- 10回を1セットとして2回繰り返す
*広背筋の鍛え方
- タオルの両先端を両手で持ち上げ肘を伸ばす
- そのまま片側に体を真横に曲げる
- 30秒間維持する
- 反対側も同様に行う
サイズの合ったカップを選ぶ
下着は長年使用することも多く、多少の体型の変化があっても着用してしまいます。胸が小さくなってブラジャーのサイズが大きくなってしまった場合は乳房が揺れてしまうので、クーパー靭帯に負担をかけることに変わりありません。
ブラジャーでもブラスリップでも、自分のバストサイズに合ったものを身につけることでクーパー靭帯を保護してください。
クーパー靭帯を守ってバストアップを維持しよう

クーパー靭帯は一度切れてしまうと元に戻せないので、普段からクーパー靭帯に負担をかけないように予防することが何よりの対策法となります。手軽にできる予防法なので、習慣付けてふっくらバストを保ちましょう!
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