自分の健康状態を知ることができる健康診断をしっかり受診していますか?
特に50代を過ぎると自分の健康に自信を持つことができなかったり、さまざまな病気を発症してしまう可能性が高くなります。

今回は、健康診断の必要性や健康診断を受けなかった場合のリスクなどをご紹介していきます。

健康診断イメージ

健康診断の必要性と受診するべき理由

妊娠や出産による体の変化

特に妊娠や出産を経験している女性の場合は、ホルモンの変化や骨の形成の変化、そして脂肪のつき方や代謝の変化なども経験をします。
それらは年月を経て「骨粗しょう症」「内臓脂肪の増加」「貧血」などという病気となって発症することもあります。

50歳を過ぎるとホルモンバランスが崩れやすくなり、急激な体の変化を経験する人が非常に多い傾向があります。
何らかの不調を感じてから後悔をする前に、健康診断で体の内面をしっかり検査をしてもらうことが望ましいです。

早急に対処をすることができる

20代や30代の健康診断では何も問題はなくても、年齢とともに体内機能が衰え弱まることからさまざまな病気や症状を発症する可能性が高くなります。

目に見えない場所をしっかりと調べるからこそ自分の今の体の状態を把握することができるため、病気や症状が重症化する前に早急に対処をすることが可能となります。

50代の健康診断は引っかかりやすい項目は?

生活習慣病

50代の健康診断で最も多くの人が引っかかるとされているものは、「血圧」「脂質」「糖代謝」「尿酸値」です。
どれも生活習慣によるものが原因とされている項目です。

年齢とともに運動量が減り体を動かさなくなったり食が細くなり、バランスの良い食事をすることが難しくなるなどするためです。
これらは後に動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす原因になります。

飲酒による肝機能の低下

日常的に飲酒をしていることで、肝臓に負担がかかるため、飲酒をしている人は肝機能を指摘される場合があります。
肝機能が低下すると、アルコール肝炎を発症し、さらに悪化すると肝硬変、ガンへと進行します。

若い頃から飲酒をしていた人は特に、50歳になってからの健康診断による肝臓の数値はとても重要になってきます。

閉経後のホルモンの変化

40代50代の女性は閉経をしている年代でもあります。
閉経すると、ホルモンの一種であるエストロゲンが減少し、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールが増加し、「中性脂肪」がつきやすくなります。

中性脂肪が多ければ多いほどメタボの数値も高くなりメタボ判定をされてしまう可能性もあります。

健康診断を受けなかった場合に起こりうるリスク

病気の早期発見ができない

50代の健康診断は、20代や30代の健康診断とは違って特別なものをするわけではありませんが、健康診断を受けるか受けないかで体に起こる病気のリスクを左右することになりといっても過言ではありません。

例えば、視力検査は目の動向や網膜などから糖尿病による動脈硬化の診察をします。

血液検査では中性脂肪やコレステロールを測定し、貧血などの血液の病気を調べることができます。
このほかにも乳ガンや子宮ガンなど、専門的に調べてくれるため、疑わしい結果が出た場合は早急処置をすることが可能となります。

しかし、健康診断を受けずに自分の体内のことを把握できていなければ、受診や処置が遅れてしまうため、気付いた時には遅かった、という事態を避けることが難しくなります。

突然の病気を受け入れることができない

病気は、何らかの原因から引き起こるものです。
少し具合が悪いからと、近くのクリニックを受診したときに予想もしていなかった病名を告げられると、急なことに頭が真っ白になり、なかなか受け入れることができなくなります。
軽度のものならまだしも、すでに処置することが不可能な段階まで来てしまっていると、自分だけではなく、自分の家族にもショックを受けさせてしまうことになります。

自分の健康に自信がなく不安

若い頃はまだまだ大丈夫だと思っていても、本当のところはどうかわかりません。

50代になって自分の健康に自信がなくても、健康診断を受診する時間を確保することができなかったり億劫だという理由からいつまでも受診をしないでいると、年齢とともに弱ってくる体や急な不調に不安になりやすくなります。

また、身近な人が病気を発症すると自分の体は大丈夫かと急に心配になってくることもあります。
自分の健康状態をしっかり把握することができているかいないかで、精神的にも変わってきます。

50代の健康を保つためにできること

バランスの良い食事をする

偏った食生活は血圧や血中コレステロール値、メタボ判定を左右するほか、体を作る細胞や骨やなど体のいたるところに何らかの不調を引き起こします。
野菜や肉をバランスよく摂取し、できる限りたくさんの栄養素を入れ込むようにしましょう。

食事での栄養摂取が難しい場合はサプリメントを活用すると良いですね。

適度な運動をする

加齢とともに骨がもろくなり、筋肉も劣化し始めます。
運動をすることで骨は丈夫になり筋肉がつく他、代謝もアップするため体内の循環がスムーズに行わられるようになります。

運動をする場合は無理をしてハードなものを選ぶのではなく、自分のスタイルにあった方法で継続をすることができるものを選ぶようにしましょう。

規則正しい生活をする

睡眠不足や昼夜逆転生活は、ホルモン分泌の働きを鈍らせ、体がだるく疲れやすくなります。
一度不規則な生活をしてしまうと、また元の正しい生活をすることが大変になってしまう可能性もあるので、生活リズムは崩さないようにしましょう。

まとめ

食事を楽しむシニア

健康診断を受診する必要性は、女性の場合は妊娠や出産による体の変化による病気の有無を知ることができたり、万が一病気が見つかっても重症化する前に早急に対処をすることが可能となるからです。

また、50代の健康診断の判定結果は多くの人が引っかかりやすいと言われており、血圧をはじめとした生活習慣病によるものが原因の病気や飲酒による肝機能系の病気、閉経後のホルモン変化による病気があります。

健康診断を受けなかった場合は、病気の早期発見ができず、気付いたときには遅かったというケースや、病気が発覚したがそれを受け入れることができずに家族にも心配をかけることになる、そして自分の健康状態を把握できていないため何か不調があると不安や心配になるというリスクがあります。

50代の健康を保つために、バランスの良い食事をし、適度な運動と規則正しい生活をすることが望ましいです。
健康でいることで毎日楽しく充実した日々を過ごすことができるようになります。
また、あなたが健康でいることで家族も安心することができるので、健康診断を軽視せずに、積極的に受診するようにしましょう。