占いというものに関しては、そもそもその信憑性を疑っている人も少なくありません。
確かに、占いには根拠がありませんから、本当なの? 本当に当たるの? と考えるのは当然とも言えるでしょう。
そこで今回は、占い師の立場から、占いの信憑性をジャンルごとに解説していきます。ジャンルごとに信憑性も様々ですので、最後までしっかり確認してみてください。

タロット、カード、易、易タロットは「占い師の腕次第」

タロットカードで占い中

まずは占いの代表格とも言えるタロット占いや、これとよく似たカード占い、易や易タロットといった占い方の信憑性を考えてみましょう。
これらの占いが当たるか、当たらないかは、ひとえに占い師の腕次第です。
つまり信憑性も占い師の腕にかかっています。

占い師の立場から言えば、腕が最も試される種類の占いが、こうしたカードや易などの、道具を使って占う方法です。
タロットで言えば、占い師が質問に対して正しいカードを引く能力、そして抽象的な絵しか描かれていないそのカードから、質問に対する正しい答えを導く能力が求められます

さらに、頭の中に浮かんでいる正しい答えを、正しい方法で相手に伝えるスキルも必要なのが、この手の占いにあたらります。
全てが揃っていないと、ユーザーには「当たった」「役に立った」と感じられませんので、難しい占い方法と言えるかもしれません。
これらの方法は、本来なら人が知り得ない情報へカードなどの道具を通してアクセスする、感覚派の占い師が扱っています。
その感覚が自分の気持ちや指針が的確に示唆できている占いは信憑性が高いとも言えます。

四柱推命、ホロスコープ、動物占い、手相は「占い師の知識次第」

古いホロスコープ

タロットや易と違い、正確な知識の量で信憑性が決まってしまうのが、四柱推命やホロスコープ、動物占い、手相です。
最初に述べておくと、動物占いというのは四柱推命の簡易版ですので、同じものだと考えていただいて良いでしょう。
四柱推命にしてもホロスコープにしても、古代から蓄積してきた膨大なデータ量に基づいて占いの結果を出しています。
その膨大なデータを検索し、活用できるだけの知識を持った、頭脳派の占い師だけが、こうした占術を扱えるということになります。
したがってしっかりとした知識がある、あるいは占い経験の長い占い師であれば、こうした占い方の信憑性はあると判断して良いでしょう。

霊視占いは「相性次第」

猫の目

道具を使わない、さりとてデータも使わない…という占い方法があります。
それが霊視占いです。

霊視占いは、相手のことを「見る」力を持った占い師が行う方法です。
見え方は人によって違いますが、共通しているのは、頭の中や視界の中に、見えないはずの映像が見えている、ということです。
ただしこれは、見える占い師の中でも信憑性が別れます。
つまり依頼者との相性があまり良くない場合は、ビジュアルが見えてこないこともあるので、信憑性としても一概には言えないのが難点です。
相性に問題がなければ、そして占い師が本物の霊視占い師であれば、信憑性はある占い方です。

血液型占いは信憑性はほぼゼロ!

占いの信憑性がよく語られるのは、血液型占いです。
日本人は血液型占いが好き、という説もあるとおり、世界的には血液型によって性格に変化があるという考え方はメジャーではありません。
血液という物理的なものを由来としている一方で、血液型と性格との関連を裏付ける情報や研究結果もないため、血液型占いはあくまでも娯楽の一種である、とする見方が優勢で、信憑性という点ではきわめてゼロに近いと思って良いでしょう。

血液型占い=ブラハラ!?

血液型占いに関しては、これまでは娯楽として容認されてきたような面もありましたが、世の中の動きとして徐々に、「血液型占い=人に対する嫌がらせ」と見る向きも出てきています。
もちろん、血液型占いを持ち出されたからといって、みんながみんな嫌な気持ちになるわけではありませんが、人によっては血液型で性格を判断されることに嫌悪感を覚えることもあり、こうした動きは昨今では、「ブラハラ(ブラッドタイプ・ハラスメント)と呼ぶようになりました。
これらのことから、血液型占いは個人個人で、インターネットのサイトなどを見て楽しむに留めておくのが良いかもしれません。
その他の占い方に関しては、今のところ、何らかのハラスメントであるといったような話題には及んではいないようです。

占いの信憑性に関するまとめ

占いはそもそも、科学的には証明することのできない分野のもの。
証明できるもの=信憑性があるもの、として考えてしまえば、占いはすべて信憑性など無いのかもしれません。

しかしそれでも、古代の昔から占いというものが廃れることなく現在まで受け継がれてきたのは、人類が占いというものを、変わることなく必要としてきた、その証拠であると考えています。もしも悩みごとがあるのなら、信憑性はさておいて、話半分の娯楽としてでも良いから、占いを利用してみていただきたいと思います。
それこそが、

「当たるも八卦当たらぬも八卦」

占いの真骨頂です。
そしてその中に、あなたにとって参考になるものが隠されているかもしれませんし、隠されていることが多いからこそ、占いはこの科学の時代に、しっかりと生き残っているのだと言えるでしょう。