50代以上になると美容で薄髪になると悩んでいる人たちが増えてきています。その統計では50代以上の女性の3人に1人が、薄髪に悩んでいるということです。

髪の毛が薄くなって、頭皮が見えてくると、途端に更けて見られます。今までは薄髪になるのは男性だけと思われていた方も多いのではないでしょか?

現代なぜこのように薄髪が増えてきたのでしょう。その原因と、薄髪は解消できないのかご説明いたします。

50代以上の女性の薄髪とは?

悩む女性

薄髪の定義ははっきりしたものはありませんが、髪の毛が細くなり、髪のボリュームがなくなり、髪の毛が抜ける本数が多くなり、頭皮が見えてくることを薄髪といっています。

50代以上の女性が気にする薄髪は、前髪が後退し脱毛や薄毛になったりします。前頭部から頭頂部の髪の毛が細くなって、抜けたりボリュームがなくなったりしてくるのです。

通常髪の毛は50本~100本、季節の変わり目は200本から300本1日に抜けるといわれています。通常ヘアサイクルの休止期になるとこれぐらい抜けていますが、これは薄髪とは関係ありません。

これは自然脱毛で新しい髪の毛が生えるための抜け毛なので心配ありません。それ以上抜け毛になって成長期が短くなると薄毛が始まります。

50代以上の女性の薄髪の原因とは?

悩む女性

女性が薄髪になるのは、人によって違いますが40代後半から50代以上が多くなります。これは、女性ホルモンが関係していて、女性ホルモンのエストロゲンが、女性の髪のハリやコシ、ボリュームなど、毛髪のヘアサイクルをコントロールしてくれているのです。

50代以上の女性の薄毛の原因は次のようになります。

  1. エストロゲンの減少
  2. ストレス
  3. 睡眠不足
  4. 運動不足
  5. シャンプー

1.エストロゲンの減少

エストロゲンは30歳代ごろから徐々に減少しますが、閉経、更年期を迎えるころには、急激にエストロゲンは減少します。

50代以上になると更年期を迎える女性が多くなり、エストロゲンの減少がひどくなってきます。そのため、抜け毛や薄髪になることがあるのです。

2.ストレス

ストレスは身体の血流を悪くするため、薄毛の原因となります。また、性格がせっかちで、イライラ性の性格や、人の目や周りを気にする性格の人は、血流が悪くなり頭皮へ十分な栄養が届けられなくて、薄毛になることがあるのです。

髪の成長に必要な副交感神経がストレスで影響を受けると、薄髪の原因となっていることが円形脱毛などで、お分かりいただけます。

ストレスを受けて円形脱毛症になる人は、免疫機能がストレスから身体を守るため、髪の毛に攻撃を加え、円形脱毛症を作るといわれています。このように薄髪とストレスは大きな関係があるのです。

3.睡眠不足

夜十分に睡眠がとれない人も、薄髪の原因をつくります。髪の成長に必要な副交感神経が十分でないと、薄髪が進行する原因となるのです。

副交感神経は十分な睡眠をとれば、寝ることで内臓器官の働きも良くなり、ストレスも解消できるので、抜け毛にも効果的になります。

4.運動不足

50代以上になると、運動をする人は少なくなってきます。適度な運動をすることで、血流を全体に促進させることができるので、身体全体が温まり頭皮の毛細血管まで栄養が行き届くのです。

しかし、運動不足が起こると十分な栄養をたとえ摂っていたとしても、頭皮の毛細血管まで血流を運ぶことができなくて頭皮が栄養不足になって薄毛の原因を作ってしまいます。

5.シャンプー

シャンプーもあまり洗浄の激しいシャンプーだと、抜け毛の原因になります。シャンプーはどれも界面活性剤が使われているので、洗浄力の強いシャンプーだと、頭皮の必要脂分まで根こそぎ洗い流してしまうのです。

そのため、薄毛の原因になります。若いうちならそれでも何とか持っていたものが、50代過ぎると肌が乾燥肌になってきますので、頭皮もそのようなシャンプーで洗い続けると、薄髪の原因となります。また、髪の毛を乾かすときにドライアーを当てすぎるのも、薄髪になる原因です。

薄髪のメカニズム

悩む女性

人間の身体は一枚の皮膚で覆われていますが、皮膚は2重構造になっていて私たちの身体を守っています。皮膚は「表皮層」と「真皮層」に分かれていて、頭皮も同じですが頭皮の下には脂肪層があるのです。この脂肪層は皮膚ではありません。

脂肪層は髪の毛が生える「毛乳頭」と「毛母細胞」があり、髪の毛がそれにあたります。髪の毛は頭皮から上の部分を「毛幹」といって、頭皮の下を「毛根」とよんでいてほとんどケラチンでできているのです。

髪は毛母細胞が分裂して成長するもので、毛乳頭が髪の成長や止めたりする支持を出しています。毛根は生まれたときから死ぬまで数は変わらないのです。

髪は毛周期という髪の毛の周期があります。この周期はヘアサイクルともいって、髪が抜けてもそのあと髪が生えてくるサイクルを繰り返しています。髪の1本1本のヘアサイクルは違うので、1度に普通髪は抜けません。

髪は毛が生えて成長が止まると、毛根の退縮が始まって退行期に2~3週間ぐらい入ります。そして休止期に入ると3~4か月毛根が完全に退化して、毛穴の奥で成長し始めた髪に押し出され自然に抜けるのです。成長期は2~6年ですが、薄毛になってくると成長期が短くなってきます。

50歳以上では薄髪は解消できない?

白衣を着た女性

薄髪は解消できないことはありません。一番良いのは専門家に相談するのが良いですが、50歳以上でそこまでも

薄毛になっていない場合は以下のことに気を付けると良いでしょう。

  1. バランスの取れた食事をする
  2. ツボを普段から押して血行を良くする
  3. 生活習慣の見直し
  4. シャンプーの選び方

1.バランスの取れた食事をする

頭皮に栄養を与えないと、薄毛になります。バランスの良い食事は頭皮だけでなく、特に50代以上の女性は心がけて摂取しないと、老化してきます。

大豆イソフラボンや鉄分、ミネラルなどの栄養素を意識的に摂ることが大事です。内臓機能の老化を早めると薄毛になりますので、規則正しい生活とバランスの取れた栄養を原八分目摂ることが大切です。

タンパク質

髪の毛には「ケラチン」が主成分で、ケラチンはタンパク質が原料です。タンパク質は細胞や血液の基礎となる原材料です。人間が美しく生きていくには絶対欠かせない成分です。

ミネラル

ミネラルの中でも亜鉛は髪の毛の細胞を増殖させる働きがあります。ケラチンを合成する働きがあるので、髪の毛を美しく保つにはとても重要な成分です。

ミネラルは髪の毛を育てる働きや、タンパク質からケラチンに合成するのに必要な成分です。不足すると抜け毛や薄毛の原因となってきます。

ビタミン

ビタミンは健康な頭皮を作るため、血行促進や髪の老化防止や頭皮の新陳代謝を活発にします。ビタミンの中でもビタミンB群は毛母の細胞を活発化させ、細胞の新陳代謝を促進させるのです。

ビタミンCは頭皮の血行促進、ビタミンAは頭皮の健康維持、ビタミンEは毛細血管を拡張し、栄養を毛乳頭までスムーズに届ける働きをしています。

2.ツボを普段から押して血行を良くする

頭皮のてっぺんの百会や天柱は抜け毛に効果的と言われています。頭皮のマッサージは薄毛に効果的です。それはマッサージすることで血流が良くなるからです。

いくらバランスの良い食事をしても、頭皮の毛母まで栄養が運ばれなければ、栄養が行き届かずに薄毛になってしまいます。

3.生活習慣の見直し

生活習慣を見直して、規則正しい生活をし、十分な睡眠を確保することが大切です。また、ウォーキングなどの有酸素運動の適度な運動をすることで、全身に血流がいきわたります。頭皮にも栄養が運ばれて

薄髪解消になるわけです。

4.シャンプーの選び方

脂分は40度以上のお湯で洗うとある程度取れますので、シャンプーもそれほど洗浄の強いものでなくて、自分に合ったものを見つけることが大切です。

また、使いすぎないことが大切です。シャンプーをするときはツボを押すようにマッサージしながらシャンプーすると血行も良くなり汚れも落ちやすくなります

まとめ

シャンプーする女性

50歳以上の方でも生活環境を規則正しい早起き早寝をして、バランスの取れた食事をしていると薄毛も解消されてきます。あまり気にするとそれがストレスとなることがありますので、まずは生活を改め、シャンプーを見直すと良いでしょう。