髪の毛にダメージを与えるものにはいくつかの種類があるのですが、そのなかに「タバコ」や「コーヒー」といったものも含まれます。女性にもタバコを吸う人もいますし、コーヒーが好きな人もいるでしょう。

ここではそれらが本当に髪にとって良くないのか、どう良くないのかについて細かく紹介していきたいと思います。

タバコが髪に与える影響とは

タバコ

健康状態を損なう可能性が高いと言われているタバコですが、これはやはり髪にとっても悪影響が出るということがわかっています。

どのように髪にダメージを与えているのかを順に見ていきます。

血行が悪くなる

髪の色艶や抜け毛については頭皮の血行が大きく関係しています。血行が悪くなると髪の毛の発毛や健康的な色艶を保つための栄養分が十分に届けられなくなってしまいます。タバコに含まれているニコチンやタールは血管を収縮させる作用があるために血流が悪くなるという影響が出てしまいます。

また、肺の内部に付着すると酸素の供給も受けにくくなるというデメリットがあります。
特に女性の喫煙に関しては注意が必要とされています。

妊娠中の女性が喫煙すると胎児に酸素が運ばれなくなって流産する可能性が高くなると言われていますし、50代60代になって血流が低下してきているときに喫煙をするとさらに血流が悪くなってしまいます。

髪の毛への直接的なダメージ

タバコの煙は肌の皮膚や頭皮をカサカサにしたりすることがあります。また、この煙は自分で吸っていなくても周囲の人が吸っていればその影響を受けてしまいますので、より注意が必要です。

髪の毛の色艶は悪くなりますし、触った感じもツルツルではなくガサガサになってきます。

内臓器官へのダメージ

タバコは肺や胃腸をはじめとする内臓器官にもダメージを与えます。
胃腸にダメージが加わると便秘や下痢、消化不良など様々な症状を誘発し、肌荒れを引き起こします。
頭皮が炎症を起こして荒れてくれば、当然髪の毛にも悪影響が出てくることとなります。

また、同時にニコチンやタールはビタミンCをはじめとする栄養素たちを破壊してしまうという作用もあります。
これも健康的な髪の毛を維持することを阻害する原因となります。

このことからもわかるようにタバコは髪の毛にとっては悪い影響しか与えることはありません。
ヘアケアを意識する人であれば喫煙はできるだけ避けたほうが良いでしょう。

コーヒーが髪に与える影響とは

コーヒー

飲酒やタバコは髪の毛にとって良くないとわかりやすいのですが、コーヒーは意見が分かれることがあります。
「髪にとって良い」「髪にとって良くない」という両方の意見があるからです。
そのそれぞれの理由を見ていきます。

コーヒーが髪の毛に良いと言われるのは

コーヒーに含まれるカフェインには血管を広げる効果があります。
血管が広げられて血流が良くなることは頭皮にとっても良いことです。
こうしてコーヒーが髪の毛に良い影響を与えると言われるのです。

さらにカフェインには5αリダクターゼⅡ型を抑制する作用があります。
男性ホルモンの中のテストステロンと5αリダクターゼⅡ型が結びついてジヒドロテストステロンという物質ができます。

これが「薄毛」の原因と言われているのです。

5αリダクターゼⅡ型を抑制することで薄毛を防ぐことができることになります。
これはAGA治療に使用されている育毛剤などと同じ働きをしていると言って良いでしょう。

コーヒーが髪の毛に悪いと言われるのは

しかしこのカフェインは髪の毛にとって良くない作用もあります。
まず薄毛の原因となる5αリダクターゼⅡ型を抑制する作用なのですが、同時に発毛を促してくれるアデノシンという成分も抑制してしまうことがわかっています。

これによって発毛自体を抑えてしまうことになってしまいます。
さらにカフェインは眠気防止にも使用される成分です。

摂取しすぎると覚醒作用が働くために質の良い睡眠をとることができなくなります。
睡眠不足は肌荒れを起こしますので、頭皮が荒れて髪の毛にも悪影響が出ることになります。

また、コーヒーにはタンニンという成分が含まれています。
もともとタンニンは緑茶などにも含まれている薬用成分でもあります。
胃腸の調子を整え、リラックスさせてくれる効果があります。

しかし同時に亜鉛の吸収を阻害するという作用もあります。
亜鉛は髪の毛の補修、再生をするのに必要となる成分ですが、この吸収が阻害されてしまうために摂取しすぎると髪の毛が傷んだままになってしまう恐れがあるのです。

このようにコーヒーには髪の毛にとって良い効果と悪い効果の両方があります。
もしコーヒーが好きな人であれば、別の方法で亜鉛やミネラル分を摂取したりすることでマイナスの部分を補っていくことができるでしょう。

まとめ

コーヒーを飲む女性

タバコやコーヒーのような日常生活に関わりが深いものも髪の毛に影響を与えるものがあります。
それぞれにどのような作用があるのかを知って、できるだけ避けたり摂取したりするようにしていきましょう。