髪がどんどん伸びてバサバサになっていることがよくあります。ずっとロングヘアをキープしてきたけれど、毛先が広がったり重くなってはくすんで見せてしまいます。
そこでサロンもいいけど、たまにはセルフカットでオリジナルのヘアをキープしませんか?ロングヘアは手入れが大変ですが、セルフカットは意外とやりやすい長さであります。慣れてくればプロ並みの仕上がりになるロングヘアスタイルのコツは、レイヤーやシャギーを入れるだけです。早速、今日から試してみましょう!
ロングヘアをセルフカットするコツ
失敗例の少ないロングヘアのセルフカットですが、行き当たりばったりでカットするとバランスが取れなくなってしまいます。そこで、基本的なセルフカットのコツをチェックしましょう。
必要な道具を揃える
セルフカットをスムーズに行うためにも、必要な道具を用意しておきましょう。ロングヘアセルフカットをサポートするアイテムはこちらです。
- 霧吹き
- ヘアケープ
- ハサミ
- すきバサミ
- テールコーム(柄が付いている櫛)
- ブラシ
- ダッカールクリップ(長めのタイプ)
- ヘアゴム
- 鏡
短くカットする時は髪を濡らす
ロングヘアをカットする時は、髪を濡らすことが基本です。髪を濡らすと髪がまとまりカットしやすくなります。また、濡らすときは霧吹きで湿らす程度がポイントです。よほど乾燥しない限り、霧吹きは1度の使用でも十分です。
すきバサミは内側の髪に使う
ビギナーの強い味方となるすきバサミですが、ザクザク髪全体をカットしてしまうとまとまりのない髪になってしまいます。すきバサミはあくまでも髪の一部を軽くする道具として使い、後ろ髪なら内側の髪に使用しましょう。
また、すく時は髪を乾いた状態でカットすることで、バランスよくボリュームを抑えることができます。
ブロッキングする
ロングヘアは髪の量が多いので、しっかりブロッキングしておくことが成功のポイントです。ダッカールとヘアゴムを駆使しながら、きちんと境目を分けておきましょう。
また、外ハネや内向きにカットするためにも、お好みの毛先の向きに合わせてゴムをつけたり、外側の髪は内側よりも長めに位置付けると毛先が内側に向きます。
ゴムの下側をカットする
ゴムでブロッキングした髪は、ゴムの下部分を多少のゆとりを持ってカットします。ゴムで位置づけた方向にカットされる他、切り過ぎてしまったという失敗もありません。
ロングヘアのレイヤーセルフカット法
レイヤーはフェミニンなヘアスタイルとして、ロングヘアを一層華やかに見せてくれます。いわゆる段カットですが、セルフカットでも簡単にオシャレに仕上げることができます。
簡単!初心者オススメ3段レイヤー
- 髪をブラッシングします
- 下を向いてうなじから髪全体をグッと持ち上げ、おでこの上でヘアゴムで1本に束ねます
- 片手で髪をフロアと平行線になるように引っ張り、ハサミを縦に入れてお好みの長さにカットします
- ゴムを外します
- 次に、耳のライン上の髪全体を束ねて、前面に持ち上げて生え際の部分でゴムで留めます
- 3と同じようにカットします
- 両黒目の端までの幅で髪を同様に束ね、カットします
- 前髪をお好みの量で三角にとります
- 前髪の先端をハサミを縦に入れてカットします
- 毛先を揃えて終了です
ブロッキングでレイヤーを入れる
- 髪を頭頂部を中心に左右に分けます
- 頭頂部から両耳の後ろへと分け目を作りブロッキングします
- 後ろ髪も左右に分けてブロッキングします
- 頭頂部から黒目の端までの三角幅の髪をゴムで束ねます
- ブロッキングした髪をそれぞれフロアと平行になるように持ち上げます
- 後ろ髪が耳より前方の髪より長くなるように、ブロッキングした髪をゴムで留めます
- ゴムの下側をカットします
ロングヘアのシャギーセルフカット法
シャギーは毛先を軽くするカット法です。ストレートのロングヘアを梳くことで、簡単に軽やかなヘアスタイルに見せることができます。
シャギーカットに欠かせないすきバサミで行いますが、髪全体を行うときは旦那さんの協力してもらいカットしてもらいましょう。また、1人でも簡単にシャギーカットできるグッズをピックアップしました。
基本的なシャギーカット法
- おでこの生え際からうなじにかけて4等分にブロッキングしダッカールで留めます
- ブロッキングしたうなじから5cm幅ごとに髪を手に取り、根本から髪の長さの1/3の位置にすきバサミを垂直に入れます
- 続いて、根本から髪の長さの2/3の位置にすきバサミを垂直に入れます
- ブロッキングした4つのうち、2と3の動作をこめかみ以下のブロッキング部分で繰り返します
- 全体のバランスを整えて完了です
梳きブラシで簡単シャギーカット
毛先だけ素早く自分でシャギーを入れたいときは、すきブラシを使用するのもおすすめです。すきブラシにカッターがはめ込んであり、ブラッシングするだけで簡単に髪を梳いてくれます。
ブロッキングしなくても、梳かしながらザクっと手早くシャギーを入れることができます。
ブラシとコームがセットになっているものもあり、前髪やショートヘアのシャギーなどにおすすめです。
初心者におすすめ「量調整カッター」でシャギーカット
ハンディサイズで携帯にもおすすめの量調整カッターは、カットしたい髪の量を調整できる便利ものです。誤って切りすぎてしまう心配がなく、通常の刃と梳き用がドッキングされています。
一度シャギーしたヘアを整えたり、前髪のカットに重宝します。
ロングヘアのセルフカットでオシャレアップ!
はじめてシャギーやレイヤーでセルフカットするのはドキドキですが、道具を使えば簡単に素敵なヘアスタイルになります。一度成功すれば自信がつくので、どんどん上達するでしょう。旦那さんの手も借りながら、モダンに決めましょう!