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生前予約ってなに?

終活ということばが広まり、生前予約や事前契約ということばが出てきました。
生前予約も事前契約もことばが違うだけで同じ意味ですので、ここでは生前予約として説明していきます。

目次

生前予約とは?

検索窓に生前予約?と表示

生前というのは、仏教用語になります。亡くなったら仏様になるといいますよね。
仏として生きる前という意味になりますので、亡くなる前ということです。

つまり、人間として生きているうちのことです。

生きているうちに、自身の希望する葬儀を考え、葬儀社などに予約しておくことを生前予約といいます。
生前予約は葬儀の内容を事前に話し合いますから、家族に負担をかけたくないという方や自身の望む葬儀を希望する方に適している契約です。

生前予約を行うことで生まれるメリットは以下のことがあります。

  • 自身の葬儀に誰を呼んで欲しいのかが明確になる。
  • 自身の葬儀をどのような形式で行うのか、自分で決め家族にも伝わる。
  • 実際に、葬儀の費用がどのくらいかかるのか把握で出来る。

人が亡くなるということは、家族は心身的な疲労の中、葬儀を行うことになります。
また、葬儀費用という金銭的な負担ものしかかります。

葬儀の生前予約を行うということは、葬儀の内容などの詳しいことは亡くなる前に決まっています。
また、葬儀費用もあらかじめ支払っておくことで金銭的な負担も軽減することが出来ます。
内容も事前に決めておくため、家族と話し合う時間が生まれます。
自身の思いを家族に伝え相談しておくことで、理解を得て葬儀が行えます。

生前予約の費用相場感と選ぶポイント

電卓

生前予約を行ううえで、気になることのひとつが費用面ではないでしょうか。
必ず、この葬儀社に葬儀を行って欲しいという場合を除き、生前予約は何社か見比べることになるでしょう。
実際に、生前予約を行いたい方は、複数社見比べることをおすすめします。

費用に関しては、ある程度自身の希望をまとめてから見積もりを取るほうがよいでしょう。
複数社見比べる中で、内容が違う見積もりを取ってしまっては金額の違いは分からなくなります。
見積もりを取って年数が経過している場合は、再度見積もりを取ることをした方がよいでしょう。

また、生前予約を行う場合、いくつかの段階があります。

  • 事前に相談だけしておく場合。
  • 事前に見積もりを取り、費用まで計算する場合。
  • 事前に見積もりを取り、費用まで支払う場合。

この3種類があります。

注意が必要なのは、最後の葬儀費用まで支払う場合です。
少なからず、葬儀は先のことになります。

葬儀社などに支払った場合、倒産してしまったら費用が戻ってこないので注意が必要です。
生前予約を行う相手は、しっかりと見極めましょう。
葬儀信託といって、事前に預かった葬儀費用を信託財産として銀行などに預ける場合があります。

この場合は、信託会社が預けた葬儀費用を保全してくれますから、倒産した場合でも、葬儀費用は返ってきます。
葬儀費用まで事前に支払いたい方は、葬儀信託を取り扱っているところにお願いするのがよいでしょう。

葬儀費用は、全国平均で約200万円といわれています。

しかし、葬儀費用は地域性や参列者の人数によって大幅に異なります。
近年では、直葬・一日葬・家族葬と様々な葬儀の形態があります。
ですので、全国平均の相場を元に葬儀費用を考えるのはおすすめしません。
自身の希望する内容で、複数社から見積もりを取り費用を考えることをおすすめします。

いつから登録すればいいのか?

いつ?と英語で書かれたロゴ

登録の時期は、いつからでも構いません。
予約を行って、見積もりを取っている場合は、定期的に内容の見直しを行うようにしてください。

なぜなら、現在の葬儀は、かなり早いペースで変化しています。
先程説明したように、直葬・一日葬・家族葬など、今までの葬儀に比べ形態が多様化しています。

長い期間経過すると、葬儀の形態や料金に変更が出てくる可能性がありますので、必ず見直しは行ってください。

まとめ

今回は、葬儀の生前予約について説明してきました。

今後は家族の負担を減らしたいと考えられ、生前予約を行う方が増えてくるのではないでしょうか。
事前に希望を伝え、内容を把握出来るのは安心感が違います。
もちろん、費用に関しても同じことがいえるでしょう。

生前予約の時期は、決まりはないと説明しました。
私個人の意見を述べると、生前予約は健康なうちに行うのがよいと思います。
生前契約にしても、広く捉えて終活にしても、大前提は自身のことです。

誰しも、亡くなることに抵抗があります。
そのため、終活を行うことにためらいが生じます。
しかし、意思を伝えられる期間というのは限られます。
ですので、早めに生前予約を行い、生きている内に自身の意思を伝える。もしくは残す。

そして、年数が経過したら見直すというのが私のおすすめです。

終活は、人生の総括です。
老後を充実させる目的も持ち合わせます。

この記事が、生前予約や終活を行う方の後押しになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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