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お墓や墓石の費用相場って?

お墓の群集

お墓や墓石の費用相場ってご存知ですか?

購入された事がある方や購入を検討された事がある方でないとご存知ないですよね。
お墓の相場を知る為にはお墓の基本構成を知る必要があります。

目次

お墓の構成

お墓の構成は基本的に

  • 石塔
  • カロート
  • 外柵

という3つに分かれます。

石塔

石塔とはお墓の中心となる石で開眼供養の時に宗教者が魂を入れる部分です。
石塔は竿石・上台・中台・芝石(場合によっては芝石を省略した3つで構成)の4つで構成されます。
竿石は『〇〇家之墓』・『お題目』・『先祖代々之墓』などの文字が刻まれます。
上台は家紋や蓮華模様を刻みます。

芝台はお墓の土台となる石材で、この後説明するカロートの保護の役割も果たします。

カロート

カロートとは、遺骨を納める場所でお墓の心臓部に当たる場所です。
日本語でいうと納骨室と言って良いでしょう。

カロートの材質はコンクリートの場合が多く、石塔の下に位置します。

外柵

外柵とは、墓地の境界を明確にする役割と水の浸水や地崩れを防ぐ役割があります。
基礎の部分はコンクリートや御影石が使用されることが多いです。

地域や墓地の広さなどによって飾られ方は様々です。
外柵の上部には香炉・花立て・水鉢・墓誌・灯籠・供台・塔婆置き・玉砂利などが飾り付けられます。

墓石の費用相場

黒光りのお墓の

墓石の価格を決定する要素として挙げられるのは

  • 暮石産地
  • 暮石の模様
  • 暮石の硬度

が挙げられます。

暮石の産地

現在の日本の墓石事情ですが、国内産の石材が使用されるケースが減りほとんどを海外からの輸入石材に頼っている現状です。

価格を見比べてみても国内産の石材よりも海外から輸入した石材の方が安い場合が多いです。
輸入国として多いのはお隣の中国とインドの石材です。

石の模様

石材を選ぶ場合には石目・色目を見比べます。
石目とは石材の中に見られる模様できめの細かいものから粗いものまで石材によって様々です。色目とは石材の色合いのことで白っぽいものや青みがかかったものなど様々です。
石目と色味の組み合わせにより石材の見せる顔は変わってきます。

石の硬度

お墓は屋外に建てますから、雨風なとの浸食によって少なからず劣化していきます。
石の硬度が高ければ劣化は最小限に抑えることが出来ます。

劣化が少ないというのは石材自体の持つツヤや色合いを長持ちさせることにもつながります。
硬い墓石が求められますが、硬度が高いと加工が難しくなり費用は必然的に上がってしまいます。

墓石の費用相場

お墓越しに人が写っている

墓石も地域性や設置場所(寺院・公営・民営霊園)によって変動します。
全国的に墓石の購入費用は北海道が最も低く、九州が最も高いと統計が出ています。

石材の購入費用で多い価格は120万~180万円と言われています

この金額の半分近くがお墓の構成で説明したお墓の構成にかかる費用です。
ここまで相場に幅が出てしまうのは墓地の広さや設置場所、購入する石材店によるところが大きいです。

お墓の費用相場

ここまで解説してきたように、お墓の価格決定要素はお墓の構成や石材の種類が影響します。
残念ながら、墓石を購入しただけでお墓は完成しません。

お墓が完成するには

  • 墓石
  • 墓石の設置費用
  • 永代使用料
  • 管理費用

これらが必要になります。

墓石

費用相場に関しては先程開設したとおりですが、墓石を霊園に設置するのにも費用がかかります。

墓石の設置費用

設置する際にクレーンを使用しますが、クレーンが入らない場所への設置は設置費用が高額になってしまう場合もあります。

永代使用料

お墓を設置する場所の使用料のことです。

全国的には25万~50万円程度の費用がかかるようです。

関東圏や東京都内の場合は全国平均よりも高いようです。

管理費

霊園に支払う墓地使用の維持費になります。
一般的に永代供養料と管理費を支払えば先祖代々その墓地を引き継ぐことができます。
管理費は寺院・公営・民営などの霊園の種類によって異なります。

これらの金額を合算した金額がお墓の費用相場となるわけですが、100万~200万円がお墓の購入費用の費用相場と考えられています。

合祀墓

お墓を購入しようと思われる方の中には金銭的にお墓の購入や維持が難しいと考えられる方や、お墓自体が必要無いと考えられる方もおられるでしょう。

そんな方のために合祀墓(ごうしばか)というものを少し紹介します。

合祀墓とは複数の方の遺骨をひとつのお墓にまとめて供養する形式のお墓をいいます。
※合同墓と呼ばれることもあります。

費用に関しても永代使用料を含めても10万~30万円程度といわれることもあります。
さらに、管理費に関しては必要ない場合が多くなっています。

寺院における合祀墓の場合はお布施として、1万円程度の費用が発生します。
勿論かからない場合もありますので、事前に相談しておくことをお勧めします。

細かく言えば、合祀墓は最初から入れる場合と途中から入れる場合もあります。
合祀墓はお墓の管理・継承の必要が無く費用も通常のお墓を購入することに比べれば安く済みます。しかし、お墓から遺骨を取り出せなくなるというデメリットも生じます。

お墓や暮石の費用相場をまとめてみました

お墓の購入は墓石だけでなく他にも購入するものがあり、それぞれの費用相場もお分かりいただけたと思います。

相場に関しては、この市場において変動が多いので、あくまで参考として下さい。
実際にお墓の購入時や、納骨先を検討される際に役立てていただけたらと思います。

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