はじめに、新大人とは。
「かつては、シニア。いまでは、新大人。」
私たちは、年を重ねるごとに前向きな意識を持つ成熟した中高年世代を「新大人世代」と呼んでおります。
「新大人」と呼ばせて頂いている方々の歴史や、小さな趣味から本格的な特技まで、大小問わず魅力を発信して参ります。
上野優美子さん(うえのゆみこ、以下、優美子さんと呼ばせて頂きました)69歳、2019年で70歳となる。
流石に新大人、キラキラというより、ギラギラなオーラがありました。
が、話すと本当に気さくで優しく、惹かれるものが多くあった。
そんな優美子さんは、株式会社ベル・アンファン代表取締役社長、で「優美」という化粧品ブランドをなんと60歳の時に立ち上げている。
なんと楽天の洗顔フォーム部門で第1位と人気を獲得したそうだ。
その活力とビジネススタイルはどこから生れたのか、伺ってみることにした。
上野優美子

1949年生まれ。東京生まれ、東京育ち。2人のお子さんに恵まれ、娘さんにはお子さんもいる。
そして60代にして『第7回ミセス日本グランプリ60’グランプリ』に挑戦し、グランプリ受賞している。
そんな優美子さん、現在は株式会社ベル・アンファンの代表でもあるが、35歳までは専業主婦であった。
その時に、健康食品(ミキプルーン、今でも愛飲している)に出会い、身体の調子が整う実感を得た。

自分の身体にイイモノは基本的にお勧めしたくなる性格で、
アンバサダーとなって勧めていった結果、8年間連続で年商1億円の売上を記録している。
それほど、信頼が厚い。

しかし当時、様々なプレッシャーやストレスから、お肌が荒れてきたそうだ。
発酵米ぬか化粧品と出会う
Playfull編集部(以下 PF)優美と出会ったきっかけは?
優美子さん(以下名称略)
当時、ストレスで急性アトピーが発症し、化粧品でもカバーできなくなっていました。
そこで、病院に通う事になり、何とか医薬品で治す事はできました。
ただ、治療後、肌荒れ自体は中々治りませんでした。
そんな時、娘に、『これいいよ』って言われて、サンプルで頂いていた発酵米ぬか化粧品をちょっと使ってみようと思いました。

普段はサンプルなんて滅多に使わなかった優美子さん。
たまたま、旅行先に持っていった時に使用した事がきっかけで、暫く試すようになった。
使用して、2ヶ月くらいで変化があったの。
特に変化を感じたのは、ご友人から綺麗になったと良く言われるようになった事。
『本当に良い』と分かったので、友人に勧めていきました。
すると、だんだん口コミで広がっていき、多くの方に知れ渡っていく。
そして、ついに60歳で『優美』というブランドを立ち上げる。
50歳にして優美の原石に出会い、60歳で『優美』として、改めて磨き上げていくのだ。
優美『優しく美しくなる化粧品』として
優美の意味するところは『優しく美しくなる化粧品』という。

優美として売り始めて、暫くすると、2015年楽天洗顔フォームランキングで1位獲得。
とある芸能人が口コミで話題を聞きつけ、使用された事も起因するそうだ。
そんな魅力ある商品について伺ってみた。
妥協をしない
商品の特徴は、発酵させた米ぬかが入っている事。
15年間培養された発酵米ぬかをベースに、6ヶ月間発酵熟成させた、手間と時間がかかった化粧品である。
機械を使うと発酵が止まってしまうほどの繊細な微生物が原料で、毎日手で攪拌しなければならない。
まさしくハンドメイドの化粧品である。

また、その作り方において、2009年に発酵米ぬか製法は特許を取得している。
※特許第432355号「化粧品の製造方法」
肌に存在している常在菌を活性化することをコンセプトに基づき作られたスキンケア化粧品。
仕組みとしては、肌にいる常在菌が米ぬかを餌にして、産生物質を生み出し、それが肌のバリアとして働くことで、肌を美しく保っている。
発酵米ぬか、黒砂糖、生ローヤルゼリー、アカシアの蜂蜜を中心に作られており、防腐剤・色素・香料が完全無添加の安全で安心の化粧品です。
石油系の保存料の代わりに、アカシアの蜂蜜が入っています。
特に洗顔なんかは、50%以上が国産のアカシアの蜂蜜で作られていますよ。
優美子さんは、おもむろに優美シリーズの化粧品を一つ取り出し、
『食べられる化粧品ですよ』と、お渡し頂いた。
恐る恐る舐めてみると、「ん!?」、食べられる。
昼食前だったので、おかわりも考えた(笑)。
それぐらい、私が想像する化粧品像のアルコール臭や人口的香料の香がなく、発酵食品の味に近かった。
実際に使ってみた
私自身と、妻にも協力してもらった。
30代に突入した筆者は、髪が細く、デリケート。そろそろケアを真剣に考えている。
と、私情も兼ねて、この「優美」のシャンプーとトリートメントを使ってみた。

ドロドロドロと、田楽につけるお味噌のような、ドロドロ感。
実際に食べられるシャンプーらしいので、お味噌の表現で揶揄は近しいと思う。

逆にトリートメントはシャンプーに比べるとサラッという質感。
発酵米ぬかシャンプーと発酵米ぬかトリートメントの使用感
ドロドロ感から想像していた、泡が立たない系のシャンプーと思っていたが、全然違った。
泡の包容力が強く、洗い心地はとてもいい。
洗髪後は、ボリューム感が増し、いい感じで毛が立つ。
また、トリートメントの効果か、髪の手触りとツヤ感はいつも使っているものより、断然良かった。
次に洗顔フォームだ

化粧落とし要らず、この洗顔フォーム一つで洗顔と化粧落としが完結するそうだ。
女性の方が化粧をするということで(昨今の若男子は化粧品も使用しているので、男子も必見)、
妻に体験してもらった。
発酵米ぬか、ローヤルゼリー、ハチミツ、黒砂糖、が特徴的美肌成分。
特にこれと言ったプレゼンもせずに、使用してもらった。
発酵米ぬか酵素洗顔フォーム【優美シリーズ】の使用感
以下妻の言葉を引用する。
仕上がりはモチモチ、つるつる、いやなツッパリがない。
と、かなり好意見。妻によると、保湿、ハリが全然違うとのこと。
使い続けてみたいけど、少し香が気になったかな
100%天然成分由来というだけあり、香料もいれていないからこその、悩みでもある。
それを差し引いても、かなりいい!
と、太鼓判をもらった。烏滸がましいながら。(笑)

※塗り方が下手ですみません
洗顔フォームはとても濃厚。なので使用方法もポイントの一つだ。
まず手のひらに出して、水を数滴垂らします。
練って細かい泡がだったら、顔に優しく塗って1分ほどマッサージして、洗い流してください。
吸着感がすこぶるいい。黒糖とはちみつを塗りつけているイメージ。
洗顔後のしっとり感は、実際に試していただけたらわかるだろう。

PF:どんな方に使用して欲しいですか?
初めてお化粧をされる方から使用して欲しいですね。
お化粧を始める前には、肌と化粧品の知識が必要だと思うの。
「いろは」を学んだうえで、最初からこの優美シリーズを使えば、乾燥やトラブルも気にならないと思うし、肌で悩むことはほとんどないと知らせてあげたいんです。
と語る優美子さんは、娘さん含め、お孫さんにも使用してもらっている。
家族三世代で体験して、良くないものは、食べ物等も含め、勧めないようにしているそうだ。

Playfull編集部より
50歳で出会い本物と確信、60歳で「優美」としてさらに色々な方に伝播させていく。
イイモノ作り、より多くの方に伝えていく、それには多くの苦労もあったそうだ。
ただ、お客様の『本当に使って良かった』『主人から綺麗になったと言われました』等、使用者から言葉が届くと、その苦労も吹き飛ぶ。
今後は、美に関する事以外でも、自分で体感した根本的にイイモノを、啓蒙活動的に伝えていきたい願う優美子さん。
私が、第7回ミセス日本グランプリ60’グランプリに応募したのも、私自身が美しくなり、皆様に真摯に伝えられるように応募しました。
また、孫にもカッコイイ祖母であるために、という家族に向けての想いもありました。
自らが見本となって生きている、まさしく私たちが目指す新大人である。
そんな優美子さんも一つの目標としている方がいる。
87歳にして、現役スーパーモデルとして活躍する、カルメン・デロリフィチェさん。
年齢を重ねても、情熱は絶えず、87歳になってもスーパーモデルとして活躍。
現状に満足せず、意図的に新しい事にチャレンジしている姿をみると、どこか優美子さんと重なるものを感じるのだ。
今後の更なる活躍を追い続けてく。
◆上野優美子◆

第7回ミセス日本グランプリ60’グランプリ
第8回ミセス日本グランプリ審査員
ミスユニバース評議員/マダムバレエグランプリ審査員/美ママモデル など、
多くの美にまつわるコンテストの審査員も務めている。
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