新大人世代のみなさま。
令和元年の夏をいかがお過ごしでしょうか。
今回、【BLANC 第一弾 『オーディション対策』~現役監督からのアドバイス~】に参加しました。
具体的には、通販番組を中心とした『愛用者オーディション』について現場監督の本音を語ってもらカタリバ。
講師:赤塚敏史氏
最近手掛けたインフォマーシャル
ヴァーナル、たかの友梨、協和、JIMOS、ハズキルーペ、ダスキン、森永乳業 etc

今回のBLANCコミュニティからの参加者は、
50代/7名
60代/4名
70代/2名
の13名の新大人達。
日頃、数々のオーディションを勝ち抜いてきた方たち。
経験があるからこその『今だからの質問』や『疑問』を問いかける先は、オーディションをする側の監督。
その監督が、本音で答える貴重な2時間。
連日、30度を越える暑さの中、会議場の大きな楕円形のテーブルを囲みスタート。
監督を前に、緊張感より和気あいあいとしたBLANCが持つ『アットホームな雰囲気』で始まりました。
現場監督の生の声、テーマは3つ!!
主に現場の生話。
特に大切な3つの心構えを質疑応答をしながらレクチャーしてくれました。
- オーディション前日までの準備
- オーディション当日の準備
- 独自性の大切さ
上記3つのポイントについて、赤塚監督から、マル秘レクチャーがありました。

オーディション前日までの準備
★エントリーする時の注意事項★
競合他社との関連性には、『常識』と『配慮』が何よりも大切。
実はオーディションが始まる前の事前準備が本番でもある。
一番はクライアント様に迷惑が掛からないよう、事前に申告をしておくと良いそうです。
つまり、、
- 競合NG商品がある場合、事前申告を。
- 類似商品に注意
競合契約をかけられている商品がいつまで放送されているかなど、情報を整理します。
ご自身で考えても分からない時は、遠慮なくチーフブッカー吉村さんへ!
オーディション当日の準備
①必ず質問される事柄については事前に、回答を準備しておく。
ポイント:緊張感はある程度大事。質疑応答を想定してみる。
②商品の知識は、あまり必要ではなく成分などの知識もなくて大丈夫。
ポイント:例え勉強していたとしても、勉強している感を出さない。
③鏡に向かってシュミレーション。
ポイント:自分の話し方を冷静にること。鏡に向き合うと自分の良さがわかる。
当日
★服装★
シンプルがオススメ。
柄物や色物は極力さける。皆さんここに個性を出しがち。
ポイント:クライアント側に『柔軟な対応ができそうだ』と イメージして頂けるように。
★メイク★
ポイントを押さえて シンプルに。
ポイント;『昭和メイク』になっていませんか。問いかけることも考えてもらうきっかけかと思います。
★アピール★
アピールすることは大事。学生時代を思い出す?w
自己紹介で尺はとらず、伝えたいポイントを絞る練習を
ポイント:何よりも明るく、ハキハキと、大きな声で答える。
★態度★
『愛嬌』と『媚び』の違い。ここが一番難しく大事なポイント。
良く見せようと力まないで、より自分らしく。
ポイント:「この商品使ってみたかったんですよ~。」よく聞くフレーズだがオススメではない。
面接官が上記を聞いて感じることは『知っているのなら今迄どうして使わなかったのか?』ということ。
他の商品で試したとしても、実際この商品をきちんと使ってくれるのかとの疑問が沸きがちに。
また、他の人が話している時の『待ち』の姿勢。
実はそれこそ良く見られていいます。
★相槌★
質問に対して『頷くこと』で終わらない
ポイント;自分なりに補足できる返答を心がける。
言わずもがな、遅刻はNGだ。
独自性
家での撮影、家族の出演が可能、仕事風景の撮影可能、などは積極的に伝えた方がいい。
立派なアピールポイントになります。
演技について
台詞の内容さえあっていればよい。
ポイント:台詞の上手い下手より、台詞を噛んでしまっても、そのあと対応できるか見られている。
勿論、わざとらしいのは、NGです。
BLANCチーフブッカー吉村さんより

また、BLANCを束ねるチーフブッカー吉村さんが選考時に考えていることを伝えてくれました。
〇案件によってその人に良かれと思う情報をオーディション資料に追記。
〇エントリーシートの備考欄をもっと活用して欲しい。
〇写真だけで伝わらない『良さ』も加味している。
〇BLANCから送付のアンケートに答えてくれた方の中から、ピンポイント選考する事もある。
質疑応答
- 有名事務所が持つ『プロフィール』『 フォトブック』などのコンポジの必要性
-
クライアントによる。コンポジがない方が好評なこともある。
- 宣材写真を撮影してから、かなり時間が経過している不安。
-
自己撮影含む『いまの私』をプロフィールに一部載せて頂きたい。差し替えて頂けるなどがあると嬉しい。
- オーディションの時に質問された答えを先に言われてしまった時は?
-
同じ話を、更に膨らます工夫をする。誰かに言われた、という経験値もドラマがあっていい。
- オーディションでは、さりげなく真ん中に座るのがオススメ。
-
左右の方々の様子をみながら、場の雰囲気をつかめる。
また、『どうしてこんな、質問を?』と、思うときは 表情やテンションをみられていますよ。
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《休憩》を挟んでの後半は、なんと!
抜き打ちオーディションタイム!
急遽!開催したオーディションは、
皆様が注目する『シワ』に効果的な美容商品との事。
三組に分かれて臨場感ある本番がはじまりました。
オーディション未体験の筆者も、急遽見学させて頂きました。
私なりの考察。
〇『シワ』についての質問に関連があるような回答が大切。
〇『いつでも見られている意識』の大切さを感じました。他の人が答えているときこそ見られています。
〇自分をイキイキと魅せる。年齢を重ねた髪質や髪型にも配慮を。
〇緊張しているときこそ、笑顔を。
あっという間の二時間を終えて、、、
いつでもチャレンジする事を楽しむ『新オトナ』と共に、活気あるよい時間でした。
様々な体験をしてきた事が 、今の私達を輝かせています。
『今だからこそ』の醸し出せる雰囲気を持ち味に、これからも前へ前へと参りましょう。
まとめ

【クライアント側】のもっとも欲しい『答え』は、その商品を使う事で解決されるであろう『悩み』そして、変わるかもしれない『未来』。
【オーディション】で求められるのは、本番(インタビュー)をイメージできているか、制作側はそこからストーリーを作りたいと考えている。
チーフブッカー吉村さん曰く、
オーディション結果が「不合格」だった場合、そうして至らなかったかをクライアントへ聞き次に繋がる策を練っている。
そして成長を促し、皆様をオーディション会場へ送り出しています。
全ては大切な『経験』。
このコラムから新大人世代の皆様に
『伝わること』や『繋がること』がささやかな喜びとなりますように。
東京都出身。
1967年生まれ。52歳。164.5㌢
新世代になり、より日々の暮らし、
食生活を『シンプルに』『大切に』している。
日々空港にて国内外の重要顧客と接しマナープロトコールを。
食生活の大切さをフードコーディネーターとして。
数秘を絡めたココロケアでインストラクターをも育てる。
伝筆でいまを楽しみ、まだまだ知らない学びたいことがたくさん。
精力的に吸収中。
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