ある日突然、愛犬のトイプードルが食欲をなくすとき。
何かストレスをかけるようなことがありましたか?どこか痛みがありませんか?まずは大まかな原因を思い返してみます。

そして食欲がなく「ご飯を食べない」という状態の原因を探ってみてください。

食欲がないトイ・プードル

昨日はどうだったか?

急な食欲不振なのか?それとも普段から食が細い子なのか?を飼い主の観察から割り出してください。
獣医師に相談をするときには、「いつから」食用不振になっているのか?を正確につたえることが重要です。
そして昨日の様子を思い返してください。
もしも、昨日は普通に食べていたという場合には急な食欲不振ということに限定できます。
これも獣医師にとっては、重要な情報です。

いつものわがまま?

普段から、食べたくないドッグフードを残すような場合にはいつもの、わがままが出ていると考えます。
そのほかに体調の変化がなく、部屋の中を走り回っている。
排せつも立ち振る舞いも何ら変わらないというときは、1日様子をみておいてください。
おなかがすいたらご飯を食べる可能性があります。
それって単に「わがまま」なのです。

病気の影響で食欲がなくなる場合・膵炎

食欲がない、という症状のほかに元気がないということはないでしょうか?
トイプードルにも多い「膵炎」が起きている場合には、嘔吐と下痢を伴います。
無症状の膵炎はほとんどありません。
食欲がなく、嘔吐と下痢を発症している場合には、動物病院での診察が必要です。
血液検査なので、消化器系の病気の診断はつきます。
もしも、その場合には適切な治療と投薬を行えば、また食欲は戻っていきます。

胃腸炎を起こしている場合

何かストレスを与えるようなことがあったとき。
ストレス性の食欲不振も考えられます。

飼い主さんの仕事の関係で留守番が多いときや、急なお出かけで緊張をしたとき。
必ずストレスに弱いトイプードルは食欲不振の症状を見せます。
例えば、旅行先で慣れない場所に極度の緊張をした場合。
すぐに胃腸に響きます。
急な嘔吐や下痢はストレスを受けているサインです。

腸内環境が崩れると食欲が落ちます。
トイプードルのように小型犬の場合には、ちょっとしたことで食欲が落ちやすいので注意が必要です。

急な引っ越しや飼い主さんに赤ちゃんができた場合

トイプードルは、いつも飼い主さんの注目を浴びたいと考えています。
飼い主さんに「かまってほしい」と思い行動を起こしているのです。
そんな思いが飼い主さんに伝わらないとき。
とても悲しい気持ちになるようです。

そして自分が先住犬なのに、赤ちゃんが生まれたとき。
つまり環境の変化が大きいときには食欲がなくなることは多いです。

ストレスがピークになっている

トイプードルは活発に動く犬種です。
毎日の散歩が日課になっているのに、飼い主さんの都合で散歩にも行けない場合。
そんなときには「スト」を起こしたかのように食欲をなくします。
病的なものでない限り、飼い主さんの方で何とか、トイプードルの不安や不満を取り除く努力をしてください。
いつもより少しだけ長めの散歩に出かけるだけで、次の食事は完食!という場合ならばなんの心配もいりません。

意外な盲点「おやつの食べ過ぎ」

トイプードルは、おやつも大好きです。
ついつい甘えてくる我が子におやつを与えすぎるというのは、よくあることです。
ドッグフードよりも、おやつの方に魅力を感じてしまうときには、確かに食欲不振にもなります。
これは飼い主さんの方で調節をしてあげましょう。

ドッグフードよりも「おいしい物」を知ってしまった

例えば、人間の食材で犬でも食べられるようなものを定期的に与えている場合。
いつもの自分のごはんよりも「おいしい」と感じてしまうのです。
その場合には、手作り食に変更して様子を見るのも一つの方法です。
トイプードルに限らず小型犬に多いパターンです。
ドッグフードを残しても、もっとおいしいものを、飼い主さんが持ってきてくれる。
そんな期待を寄せているわけです。

基本的に毎日同じ量の食事を完食させたい

病的なことは、治療を続けることで改善されます。
それほかの理由で食欲がない場合には、飼い主さんのお世話の仕方で状況は変わります。
あまりにも食欲がない場合には、いつまでもドッグフードを出しっぱなしにしていることが原因にもなります。
20分以上ドッグフードを食べない様子があれば、一度、片づけてしまいます。

そして飼い主さんの手からご飯を食べるようにしてみてください。
そうすることで、またドッグフードを食べるようになる可能性も高いのです。
試行錯誤をして何とか「食」への興味を持たせる工夫が必要になってきます。

まとめ

トイプードルの中には食が細い子もいます。
いつもの食事量をほんの少し減らすなど、加減をしてあげましょう。

そして同じドッグフードでもウエットタイプのものを減らした分だけあげてみる。
嗜好性が高く香りも良い、ウエットフードの場合いはガツガツ食べる!ということもあり得るのです。

病的なものを除外できて場合には、地道に食べられるように飼い主さんの腕の見せ所です。
ドッグフードの変更、食べる環境を変更、などいろんなことを試してみてください。